AppLog対応しました

2011/10/10 日本Androidの会10月定例会での発表内容を見た後で追記。

非常に残念な発表内容でした。
Androidの可能性そのものが潰されている気持ちでいっぱいです。
下記の内容を撤回します。

----
SmartTrainingでAppLog対応しました。
Twitterでもいろんな意味で盛り上がって(炎上?)いたり。 AppLogを検出するツールがでたり。 
実際使ってみなきゃ意見を言ってもねぇ。ってことで、使ってみての感想です。 

◆機能面


  • ログ送信確認画面の表示タイミングが不定。
    • サービス開始時に確認画面が表示されるわけではない。

  • どのアプリにAppLogが組み込まれているかわからない。 
    • ユーザとのインターフェイスとして送信確認画面しかないので、このタイミングでどのアプリ経由でAppLogが動いているのかがわからない。
  • 一度許可したら後で拒否するための方法がある。 
    • Marketから「AppLog Opt-in」をインストールして拒否設定に変更できる。後付けで作ったのでこういう状態。いずれSDKに組み込んだほうが良さそう。

◆それぞれのメリット・デメリット

  • 開発者
    • メリット
      • 月額報酬 or 収集したログのいずれかが貰える。まだ導入して間も無いので何ももらえてないけど、ログを使って新しい視点で今後の開発に活用していければいいな、と。これまでこういうサービスはなかったので貴重だと思う。(似たような情報はGoogleも収集しているはずだけど、Android端末に関する情報は提供されていないはず)ただ、実際何にどう使えるかは未知(データを見てないので)。
    • デメリット
      • ちゃんとユーザに説明しないと拒否反応に合う。
      • 当初、Marketの更新情報に「微調整」と書いたことで不評を買ってしまいました。まぁ、ユーザ観点でみたら気持ちいいものではないので、面倒くさがらずにちゃんと「AppLog入ってます」って書くべきだったか。反省してコメント修正しました。
  • ユーザ
    • メリット
      • 直接的には無い。間接的にはあるかもしれないが、結局開発者次第か。
    • デメリット
      • 気持ち悪いと感じられる人には気持ち悪く感じられる。

◆感情面

  • 「ログを取ってもいい?」って聞かれるだけで無条件で拒否反応を示す人は確実にいる。それは理解できる。


◆その他

  • AppLogサービス紹介サイトに英語版を追加して欲しい。英語圏のユーザに対しても説明が必要。(欲を言うならそれ以外の言語も)
  • まだこのサービスは始まったばかりで、今後どうなるかはわからないが、新しい試み。


AppLogはリスクをとって新しいビジネスモデルを模索してチャレンジしている。
応援したい。

コメント

  1. 有料版の広告を非表示にする機能に、AppLogの機能を完全に殺す機能を追加してください。
    Logの送信とか何とかではなく、無料版からAppLogの部分を完全に取り去ってください。

    返信削除
  2. そうそう、最初からログ送信を拒否した場合も、AppLog Opt-inを使ってログ送信を拒否した場合でも、送信を拒否したAndroid IDがAppLogのサーバーに蓄積されるようになっているらしいです。
    >「ログを取ってもいい?」って聞かれるだけ
    ではないですね。

    返信削除
  3. コメントありがとうございます。
    また、いつもSmartTrainingをご利用いただきありがとうございます。
    先日対応したAppLogですが、ユーザーさんとその他大勢の方からの身の危険を感じるほどのネガティブな反応により、10/10未明AppLog削除版(Ver.6.5.2)をリリースしました。その後、AppLog自体もサービス停止の発表が出ています。
    https://www.applogsdk.com/ja

    返信削除

コメントを投稿

このブログの人気の投稿

Execノードを使う

SendGridのX-SMTPAPIヘッダの使い方(Section Tags、Substitution Tags編)

Joinノードを使う(その4)