Cybozu Meetup #19 ヘルプサイトについて語る会に参加してきました
2019/6/18に開催されたCybozu Meetupのヘルプサイトについて語る会に参加してきました。業務でサポートサイトのアップデートを担当しているのですが、基本的なヘルプサイトを作成する際の考え方から、データ分析、多言語対応サイトで効率的にコンテンツを管理する方法まで、短時間ながら非常に濃い内容でした。
書籍も出されているとのことで参考になりそうです。
内容
トークセッションは3つ。資料は以下のとおりです。ヘルプサイトの制作プロセス
サイボウズ株式会社 仲田 尚央氏
サイボウズのヘルプサイトの作成ノウハウに関する基本的なお話でした。「いいヘルプ」を作成するためのプロセスを整理した上で、「誰が」「何を」「どのように」の観点から、ヘルプサイトの構成について整理する内容でした。
サイボウズのヘルプサイトの作成ノウハウに関する基本的なお話でした。「いいヘルプ」を作成するためのプロセスを整理した上で、「誰が」「何を」「どのように」の観点から、ヘルプサイトの構成について整理する内容でした。
書籍も出されているとのことで参考になりそうです。
ヘルプサイトのデータ分析
サイボウズ株式会社 山本 絵理氏
定量的、定性的分析に基づいてヘルプサイトの具体的な改善例についてのお話でした。Google Analyticsによるデータ収集、Googleデータポータルによる可視化、分析レポートの共有、アンケートなどの定性データと組み合わせたより効果の高い改善活動の紹介がありました。
定量的、定性的分析に基づいてヘルプサイトの具体的な改善例についてのお話でした。Google Analyticsによるデータ収集、Googleデータポータルによる可視化、分析レポートの共有、アンケートなどの定性データと組み合わせたより効果の高い改善活動の紹介がありました。
ヘルプサイトのデータ分析 from Eri Yamamoto
GitHubと翻訳支援ツールで多言語サイトの更新を超速にする
サイボウズ株式会社 澤井 真佑子氏
多言語展開しているヘルプサイトの更新作業の効率化に関するお話でした。GitHub上でコンテンツ管理し、MemsourceというCATツールと組み合わせて、netlify上でHugoを使ってコンテンツを公開するというもの。
多言語展開しているヘルプサイトの更新作業の効率化に関するお話でした。GitHub上でコンテンツ管理し、MemsourceというCATツールと組み合わせて、netlify上でHugoを使ってコンテンツを公開するというもの。
感想
さすがのサイボウズさん
長年プロダクトを提供されているだけあって、ヘルプサイトに対する手のかけ方が半端ないですね。正直、ここまでキッチリ改善や効率化をやれる環境は羨ましいです。一般的にはヘルプサイトを作るのが精一杯で、改善まで手が回らず結局放置というパターンが多い気がします。まずは収集したデータを可視化して、メンバーに共有するところが第一歩と感じました。蓄積したデータが見えれば、改善の指針として次の段階に進めるのではないでしょうか。その一歩がなかなか大変なところではありますが。CATツールを使ってみたい
個人的には英文の技術ドキュメントを日本語訳する機会が多いのですが、お恥ずかしながらCATツールという括りのツールがあるのを初めて知りました。CATツール側で差分管理や用語の一貫性を保つのに便利な機能があるとのことで、うまく使えばかなりの効率化が図れそうな気がしました。パックマンルールがいい
トークセッションの後は、立食形式で交流会に移ったのですが、面白かったのが「パックマンルール」。話をするときには新しい人が会話に入ってこれるように、一人分のスペースを空けて話しましょう、というもの。初体験だったのですが、自分が誰かと話をしているときにも、第三者を輪に招きやすくなるのと同時に、自分が他の輪に入りやすくなると感じました。この手のミートアップに行くとたいていボッチになるのですが、こういうルールがあるだけですごく改善される気がします。
笑むすび
イベント内で軽食を提供された「笑むすび」という会津米を使ったおむすび屋さんが良かったです。1口サイズのおむすびが話をしながら、聞きながら食べやすく、漬け物が特に美味しい。ビールに合います。うちのイベントでも使ってくれないかな。
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