さようならGoogle Maps Data API

2011/2/6
 SmartTrainingからGoogle Mapsにデータがアップできない、との問い合わせあり。
 現象が再現することを確認。
 LogcatでcreateMapが失敗していることを確認。
2011/2/7
 データアップロード部分修正前の旧バージョンでも同様の現象が再現することを確認。
 Google Maps Data API側のI/Fが変更されたものと予想。
2011/2/8
 Google Maps Data APIのMLに「Deprecation of the Maps Data API」という短い投稿を発見。
 投稿日は2010/11/3。
 内容は以下の通り。
 As announced here, the Maps Data API is being deprecated and will no longer be available after January 31, 2011.
 Maps Data APIは2011/1/31をもって利用不可。とのこと。

お い w 今 日 は 2 0 1 1 / 2 / 8 。 過 ぎ て る じ ゃ ん w

というわけで、突如、SmartTrainingがGoogle Mapsにデータをアップロードできなくなったのでした。
MLに短い1文でサービス終了。
ちょっとあんまりじゃないッスかね?
まぁ、このAPIを使った実装をした当初、APIドキュメントはひどいもので、読んでも全体の手続きが全く見えなかった。
見えなかったので、My tracksの投げるパケットをキャプチャして、苦労してこの機能を実装したんだった。
戦いの記録「Google Maps Data APIの謎
これができたときは、チョー嬉しかったですよ。
あの手この手で問題解決した時の喜び。

そうやって苦労して解析したAPIが1文でサービス終了。
世界で何個ちゃぶ台がひっくり返されたかわかりません。
怒りの投稿
ま、そりゃそうだ。

そんな中で、代替策としてGoogle Fusion Tableを操作するGoogle Fusion Table APIというものが紹介されていた。
詳しくはもう少し遊んでみてからメモすると思うけど、ざっくり言うと、いろんな種類のデータを蓄積できる一種のDBみたい。
扱える型は、StringやNumberといった一般的な物もあるが、特徴的なのが、Locationという型が扱えること。
これは、住所だったり、緯度経度だったりの位置情報っぽいデータを自動認識して、くれる特殊な型。
あと、KMLを直接アップロードすることができるらしい。
そして、Location型をMapsの形でVisualizationすると、地図上にアイテムを表示できるようになる模様。
マイマップは使えなくなるけど、似たようなことができるかもしれません。
まだ、未確認なので正確なことは言えないけど。
もう少し調べたらまたメモ書きます。

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