外国人との英語での働き方講座に参加してきました
3/22に開催された「外国人との英語での働き方講座」に参加してきたのでメモします。申し込んだときには気付いていなかったのですが、定員100人に対して300人を超える申し込みのあった超人気イベントでした。私は109番目のエントリーで、キャンセルが出て繰り上がりで参加できることになったのは幸運でした。
同じ内容のイベントが4/5にも開催されるそうですが、定員220人に対して申し込み数600人超えという、ちょっとしたカンファレンス級のイベントになっていたりします。
Stripeは世界11箇所にオフィスを構える多国籍企業で社員は約1600人。D&Iを重視しており、採用、社内、社外との関わりなどさまざまな場面で取り組みが行われている。いい会社なんだなぁ、という印象。
私が所属している会社では、ここ数年、外国人社員の割合が急速に増えてきており、アジア圏を中心に多数の国の人が働くようになりつつあります。当然、そういった人たちと関わることも増えており、今後も減ることはないものと考えています。そんな状況で、書籍の最後にあった以下の文章はとても重要なことだと思うので、肝に銘じておこうと思います。
同じ内容のイベントが4/5にも開催されるそうですが、定員220人に対して申し込み数600人超えという、ちょっとしたカンファレンス級のイベントになっていたりします。
概要
イベントの内容としては、「マンガでわかる外国人との働き方」という書籍の内容紹介+α。Stripe Japan社代表取締役社長のダニエルさんによる講演に続き、著者である千代田さん(いわゆる「ちょまど」さんですね)、ロッシェルさんに加えてダニエルさんによるトークセッション、最後に即売会&サイン会という流れ。Stripe Japanダニエルさんの講演
まずは、ダニエルさんの講演内容のメモ。Stripeは世界11箇所にオフィスを構える多国籍企業で社員は約1600人。D&Iを重視しており、採用、社内、社外との関わりなどさまざまな場面で取り組みが行われている。いい会社なんだなぁ、という印象。
- 採用(この辺、メモが不十分)
- 採用の応募フォームでGitHubアカウントを必須にしない
- Rooney Ruleを取り入れ、マイノリティが候補者にならないオファーを出さない
- 社内
- Onboading
- バディシステム
- ランチボット
- 強制的に二人をマッチさせてランチに行かせる
- Social Events
- アルコール中心にならないように
- 時間帯を意識する
- 例えば、子供のお迎えで早く帰宅する人がいる場合、毎回遅い時間に開催するとその人が排除されることになる
- Meeting
- アジェンダの事前共有
- 時差を意識
- 社外との関わり(ここも、メモが不十分)
- Conference&Events
- 奨学金の提供
トークセッション
次に、書籍の内容をベースにしたトークセッション。細かい内容は書籍を読んでもらうのが一番だと思うので概要だけ。書籍の内容は、外国人と仕事をする上でありがちなシチュエーションとその背景および対応方法のサンプルがセットになってまとめられているもの。「マンガでわかる」と題しているだけあってサラリと読みやすいです。中には異文化間コミュニケーション特有のものではなく、コテコテのドメスティック企業内でも気をつけなきゃね、って話題も含まれているので(起承転結は通じない、とか)、全体的に社会人1年目、2年目の方にはよく刺さる内容ではないかと思います。
Q&A
Q&Aの中で印象的だったやり取りを一つだけ紹介すると、参加者から「英語の壁を乗り越えたと感じた瞬間とはどのようなものか?」という質問に対するちょまど氏の「失敗を恐れるのをやめたとき」という回答。
書籍を読んだ感想
私は社会人経験約20年のオッサンなので、書籍に出ている事例の多くは体験済みで、過去にパートナー企業に所属する外国人(特にアメリカ人)と仕事上で関わった時に、自分の感覚と大きく異なる反応が返ってきたり、対応がなされたりすることがよくありました(今でもしょっちゅうあります)。それまではなんとなく「世の中、色んな人がいるねー」ぐらいにしか思っていなかったのですが、この書籍にはそういう状況になる背景や、その時どう対処すればよかったのかが書いてあるので、とても参考になりました。次に似たような場面が来た時に思い出して実践してみようと思います。
- 各文化にはそれぞれ違った尺度がある
- 自分の価値観を押し付けるのではなく、相手の行動の裏にある文化的背景を学ぶように努力しましょう
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