DeployGateで一般の方(テストの知識が無い方)にテストしてもらう時の流れ


ちょっと前にMixiさんがDeployGateというサービスを開始しました。
ちょうど困っていた課題を解決してくれそうだったので、使ってみたくなりました。

サービスに関する詳しい話は上のリンクを見るとして、ここでは、DeployGateを使って一般の方(テストの知識が無い方)にテストに協力してもらう時の流れをまとめてみました。バグ管理とか、テスト管理なんかは必要に応じて適当にやってください。ここでは書きません。

実際、自分のアプリはまだテストできる段階ではないので、とりあえず、トライアルで使ってみた限りで思いつくことをまとめてみました。あとちょっとでトライアル期間が終わってしまうので、いつの日か、自分のアプリがテストできるレベルになったら使ってみたいと思います。
というわけで覚え書きです。

実際使った方で「そんなんじゃ回んねぇよ」とかあったら是非教えて下さい。

尚、ここでやろうとしているのはどっちかというとフィールドテストとかユーザからのフィードバックを期待するテストかもしれません。ついでにいろんな端末でいろんな環境でちゃんと動くよね、みたいなのを確認するのが目的です。

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1 開発者側の準備

 1-1 β版程度の品質(とりあえず、動くものが必要)のテスト対象を作成する。

 1-2 テスト対象をDeployGateにアップロードする。

 1-3 テスタ募集する。募集の際、伝えるべきことは以下。
  1-3-1 DeployGateサービスにユーザ登録してもらう必要がある。
  1-3-2 テスト端末にDeployGateアプリをインストールしてもらう必要がある。
  1-3-3 テスタへの連絡手段(DeployGate登録ユーザ名またはメールアドレス)を教えてもらう必要がある。
  1-3-4 テスト対象をそれなりに使ってもらう必要がある。
  1-3-5 あくまでもテストなんだから、最悪の場合アプリのデータが消えてしまうかもしれないので必要に応じてバックアップを取ってもらう必要がある。
  1-3-6 あくまでもテストなんだから、アプリが異常終了しても泣かずに我慢してもらう必要がある。
  1-3-7 提供元不明のアプリインストール許可してもらう必要がある(ビビんなYO!)。

 1-4 テスタをメンバに登録する(DeployGateユーザ名または登録Emailアドレス)。
    →このタイミングで2-3のイベントが発生する。

2 テスタ側の準備

 2-1 テスタ応募要項に同意して開発者に必要な情報(メールアドレス)を提供する。

 2-2 Android端末にDeployGateアプリをインストールする。

 2-3 1-4のタイミングでテスト対象をインストールするよう通知が来る。
    メールおよびDeployGateアプリからの通知が表示される。

 2-4 通知を辿ってテスト対象をインストールする。(このタイミングで必要に応じて提供元不明アプリインストール許可設定をする)

3 テスト中のテスタの役割

 3-1 テスト対象がインストールされたら使い倒して、バグレポートを送る(気にしなくても勝手に送られる)。

 3-2 修正版が上がってきたらインストールして、再び使い倒す。

4 テスト中の開発者の役割

 3-1 バグレポートが上がってきたら直す。

 3-2 修正版をアップロードする。

 3-3 気が済むまで3と4を繰り返す。

以上です。
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それにしても、フィードバックが瞬時行われるので、開発者側はもの凄くデバッグの効率をあげられると思います。私はそんなに高速でフィードバックもらっても修正できるタイミングが少ないので、ただひたすらプレッシャーを感じるだけに終わりそうで怖いですw



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